やっとメンテナンス

2019年7月23日撮影

上の写真は荒れ放題の状態。現在はだいたい2〜3ヶ月ごとにメンテナンスするのだが、前回、メンテナンスしたのは4月末。GW中にお客さんが来るからあわててした。あれから3ヶ月、今回もやっぱり8月にお客さんが来るから(汗)

下草にはシリアやモスが繁殖し、マックロクロスケみたいな黒髭ゴケの玉がコロコロ。

黒髭ゴケの玉のもとは、古いシダの葉についたものが大きくなるとポロポロ落ちるから。ガラス面にも硬くてしつこいコケが。しばらく前まではメンテナンスフリーで1年くらいはどおってことはなかったが、立ち上げてからもうすぐ3年、底床が目詰まりしてバクテリアの活性が追いついてない模様。


ここまでなるとメンテナンスに半日がかり。黒ヒゲがついたシダの古い葉を残らずトリミングし、下草のシリアやモスをとり、底にたまった黒ヒゲの玉を吸い取り、ガラス面の硬いコケはADA プロレイザーやプロレイザーミニで削ぎ取る。

するとかなりここまでキレイになる。3年経って、クリプトコリネ パルバがようやく密に茂った。今年にはリセットしなければならないかなと考えていたが、こうしてみるとシダの古い葉以外はほとんどコケがついていない。あともう少しだけ様子をみてみようと思う。

2019年8月3日撮影

下の45cmキューブ水槽は、こないだメンテナンスしきれなかったからついさっき、トリミング。これはもう、ニューパールグラスのトリミングのたびにかけらがピグミーチェーンサジタリアの間で繁殖し、どうしょうもない。ピグミチェーンサジタリアも密になりすぎて葉が長くなりやすくなっている。こちらは涼しくなったらリセットしようかと考えている。

2019年8月11日撮影

ただね、ここの中硬水の水質で難なく育つ水草って限られるからどうしようかと思う。ピグミチェーンサジタリアはまったくコケがつかないし、代謝も遅いし、いつまでたってもライトグリーンがキレイだから次もやっぱり使うかな。ニューパールグラスはキレイだけどトリミングが面倒だから次はナシ。草原っぽい感じが好きだからロゼット系で考えてみよう。

さて余談だけど、思えばアクアリウムと水草にハマって今年で30年。とくにホームページを公開しはじめたこの15-16年くらい、積極的にマイナーな種類の水草を広める努力をした。そして自分も欲しい器具や照明は共鳴していただけた個人や会社のおかげで開発し、GEASSY SIDEというかたちでリリースできた。さらにいち早く先進技術を盛り込みデザイン性にも優れた数々の海外製品も輸入代理店のご協力で紹介もできた。水草アクアリウムの分野に少しは貢献できたのではないかという自負もある。

今までは何においても本当にまったく利益は度外視して活動してきたけど、こないだの件はそれが仇となり、理不尽な結果としてGEASSY SIDEを畳むことになったのは残念でしかたない。ボクはもう、別の形でも再開する気力は正直ない。きっと、これから新しい試みで新しい提案をしてくれる若い方たちが活躍されることを心から願っている。

まっ、水草アクアリウムはボクのライフワーク。GRASSY AQUAに関しては更新頻度は少なめになってますが、ずっと続けますのでよろしくです。h_ahli

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