■Vol.046(2010年6/9更新)

通称:エキノドルス アングスティフォリウス
(旧名/アングスティフォリア)
学名:Echinodorus angustifolius Rataj
科名:オモダカ科
分類:単子葉類
原産:ブラジル

成長形式・増やし方:チェーン型。芽のついたツルを匍匐してのばし、数珠つなぎに株を増やす。ツルをトリミングして子株を独立させるとそれぞれが親株へ成長する。

 

光量 :強
特記 :弱酸性〜中性、軟水〜、CO2添加

育成ポイント:ランナーで縦横無尽に増殖するため、意図的なレイアウトでは常に制御する必要がある。

 

ライトグリーンが美しい細葉のエキノドルス。質感や性質は形状こそ違えどグリセバキーやアマゾンソードに非常によく似ている。

ポットで販売されるものは葉幅5mm前後、葉長20cm前後と扱いやすいサイズで、植栽後もしばらくはその前後で増殖するかもしれない。しかし、おそらく環境にもよるだろうが勢いがでるとさらに大きくなり、最大、葉幅1cm前後、葉長40cm以上にもなることがある。左の写真は水深45cm水槽で、植栽から半年ほど。優に水面にたなびいてしまっている。

増殖はランナーで容易に増え、縦横無尽なため意図的なレイアウトでは常に制御する必要がある。

しかし例えばヘアーグラスやテネルス、ブリクサショートなど細葉の類と混植し、逆に奔放さを発揮させる方法もある。2000年前後ころか、ネイチャーアクアリウム全盛期のADAのレイアウトでは、本種が自然観の演出に多用さていたものだ。

もちろん現在もカテゴリーそのものは「ネイチャーアクアリウム」であることに変りなく、誤解のないよう。これはあくまでも私の主観だが、もとは自然下の水中を切り取ったような水景が「ネイチャーアクアリウム」だったと思う。そこに用いる構図は、水槽内に奥行きをもたせ、より自然観を演出する技法だった。しかし次第に地上の景観を模写したようなジオラマ的な要素も加わりはじめた。そしてジオラマ的レイアウトは世界水草レイアウトコンテストでも評価が高いのが見て取れる。かたくなにしていた私でさえ感化されてきたのは否めない。話しが脱線してしまったが、そういう意味で原寸のレイアウトが好まれなくなってきたように感じている。そして本種は使いづらい水草となってしまったのだろうか。

いつか、水深のある大きな水槽で本種を多用した束縛のない草むら水景を存分につくってみたい。ちょっとした私の夢だ。h_ahli

 

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