■Vol.042(2010年4/23更新)

通称:アヌビアス ナナ プチ
学名:Anubias barteri ver.nana"petit"
科名:サトイモ科
分類:単子葉類
原産:西アフリカ(改良品種)

成長形式・増やし方:匍匐型。はいながら成長し、枝わかれする。トリミングして差し戻しても増やせる。縦に延びた場合はトリミングして差し戻すこともできる。流木や石などには着生できる。

  

光量 :中〜強
特記 :弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜中硬水、22〜30度、CO2なし可

育成ポイント:葉の代謝が非常に遅いため、とにかく藻がつかないように環境維持につとめる。底床に直接植えるか、石や流木に着生させる。

 

本種は、アヌビアス ナナから出現した小型なものを固定させた改良品種といわれている。アヌビアス ナナは一般的に基本種と定義され、他にも「カールリーフ」「ナローリーフ」「リンクルリーフ」「ゴールデン」「マーブル」「斑入り」「ナローリーフ」「スターダスト」等も同じく突然変異や改良からの固定種である。

本種である「プチ」は、もとはオリエンタル社よりリリースされた。入手時のポットの状態では、葉幅1cm前後、葉長1.5cm前後だが、環境により新葉サイズは若干、大小となる。例えばCO2添加なしや栄養素が乏しい場合、さらに小型化し、CO2添加や強光下の好条件であればもう少し大きくなるだろう。

 

生育は基本種同様、匍匐しながら流木や石に着生。とても丈夫だが、葉の代謝が非常に遅いので、ポイントはなにより葉にコケが発生しない環境のコンディション維持につきる。

改良品種だと不安定なイメージがあるのだが、本種はとても安定して小型を維持できる。この小ささを生かして、 小型水槽のレイアウトやマクロな水景等、様々なシーンで活用できるだろう。

ちなみにコケは環境バランスが悪ければ必ず発生する。よく「コケを水槽内に持ち込む、持ち込まない」と言われることがある。これは、はっきり言ってほとんど関係ない、キッパリ。どんなにクリーンなつもりでも、絶対はありえない。発生を促す環境悪化に最も関係するのは、ろ過槽と底床のコンディション。バランスのとれた水槽内ではコケはほとど発生しない。あくまでも「ほとんど」のレベルで、コケも植物の仲間だから水草があるところには多少は生えるものなのだ。h_ahli

 

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