■Vol.041(2010年4/16更新)

通称:ブセファランドラsp. クアラクアヤン1
(クアラクアヤン北部産、Kualakuayan 1)
学名:Bucephalandra sp.
科名:サトイモ科
分類:単子葉類
原産:クアラクアヤン北部

成長形式・増やし方:匍匐型。はいながら成長し、枝わかれする。トリミングして差し戻しても増やせる。縦に延びた場合はトリミングして差し戻すこともできる。流木や石などには着生できる。

  

光量 :中〜強
特記 :弱酸性〜弱アルカリ性、軟水〜、CO2添加

育成ポイント:葉の代謝が非常に遅いため、とにかく藻がつかないように環境維持につとめる。底床に直接植えるか、石や流木に着生させる。

 

2008年7月に出射氏によって中央カリマタン・サンピット水系クアラクアヤンにて採集された。2タイプあるうちの小型の方。一般的に「クアラクアヤン(北部産)1/Kualakuayan 1」と通称される。

葉のサイズは環境によってずいぶん変ってくる。小型で密生する時は、葉長は1〜2.5cmくらいで平均1.8cm程度か。

かなり水中に適応するタイプのようで、ブセファランドラの中ではよく増える方。増えてきたらポキポキ折ってまた石に巻けば比較的早く着生し、また増殖をはじめる。底床に直接植えてもよいが、石の方が管理がしやすく、生育もかわらない。

小さい葉のままで増殖し続けていた。ところが突然、葉が大きくなりはじめた。リセットによりソイルを新しくした時からなので、たぶんソイルからの栄養素や微量元素が引き金になっているのだろう。

 

最大限で3〜4cm程度にまでなり、リセットから数えると4カ月ほどでその大きな葉のわきからつぼみをだしはじめる。それも1つや2つどころではなく、水中にもかかわらず次々と花を咲かせた。水中で開花すると1日ももたずに溶けるため、タイミングがあわずに残念ながらまだ写真に納めたのはつぼみに止まっているが、開花した見た目は西カリマンタンと同じでやや小さい程度である。この一件により、葉が大きくなった株であれば、開花は容易いことがわかった。

まだまだ高価な種だが、ブセファランドラの類にしては比較的明るい色合いなことと小型で増殖が容易いこともあり、レイアウトにとても使いやすいと思う。コレクションとしてこぢんまり維持するより、のびのび繁殖させたいものだ。h_ahli

 

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