■Vol.031(2008年10/24更新)

通称:ブリクサsp.ビルマ ナローリーフ
学名:Blyxa sp.
科名:トチカガミ科
分類:単子葉類
原産:ビルマ(ミャンマー)

成長形式・増やし方:縦のび型。水中や水面 に向かって成長。トリミングして差し戻すことで増やせる。また、ランナーをのばして増殖もする。

  

光量 :中〜強
特記 :特記 :酸性〜弱酸性、軟水、20〜28度、CO2添加

育成ポイント:pHが低い(酸性〜弱酸性)環境下で本来の美しさを発揮する。底床はソイルとの愛称がよい。葉が柔らかいのでヤマトヌマエビでは食害にあいやすい。ミナミヌマエビ、レッドチェリー、ビー等の小型エビはまったく問題ない。

 

有茎草タイプの
ブリクサ

ブリクサは、ショートリーフ(ノボグイネエンシス、エキノスペルマ)やロングリーフ(アウベルティ)のようにロゼット状のイメージが強い。とはいっても本来、有茎草なわけで、本種のように垂直に成長するタイプもある。ここで紹介するのはビルマ(ミャンマー)産のものでプライベート便で持ち込まれたと聞いている。よく知られる「ブリクサsp.ベトナム」や「ブリクサsp.インド」と同種だと思われ、ロカリティ違いだと考えてよいだろう。

ちなみに本種(ビルマ産)によく似た「ブリクサsp.ベトナム」について。2004年くらいに学名が「Blixa vietii」であることがわかった。そのため「ブリクサ ヴィエティ」や「ブリクサ ビエッティ」とも呼ばれる。生育環境や特長はほとんど同じだが、容姿に少しだけ違いがみられる。頂芽あたりのボリュームが、ベトナム産はやや葉が多くて重たい感じだが、ビルマ産はやや少なくてスッキリした印象である。

 

特長・生育環境

多年生の沈水植物で、葉色は他のブリクサと違い、強光や環境により赤みをおびたりはせず、ライトグリーンをたもつ。下部は茎が間延びするため葉の密生観はなく、頂芽あたりは葉が多い。サイズは葉幅2mm前後、葉長4〜7cmくらい。葉が長めなので輪は大型の類になるが、全体的な容姿がスマートなため密生が可能で、涼しげな印象となる。生育環境はpHがあがると歴然と調子を落とすため、他のブリクサ同様、酸性〜弱酸性が適正だ。成長にはカリウムや液体タイプの肥料が有効で、強光、CO2添加でより健康的に育つ。 底床はソイルとの愛称がよく、環境がよければ古い底床でもよく育つ。

葉はブリクサ特有のサクサクして折るとちょっと粘りがあるような、独特なやわらかさをもつ。ヤマトヌマエビのようなやや大きいエビでは食害にあいやすく、とくに頂芽付近を好むので同居は不適格だろう。ミナミヌマエビ、レッドチェリー、ビー等の小型エビでは食害はない。また、なぜかスネールの食害がみられない。葉の成分が好みでないのだろうか。文/h_ahli

 

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