■Vol.030(2008年5/23更新)

通称:クラススラsp.ベトナム BaNa産
学名:
科名:ゴマノハグサ科
分類:有茎草・対生
原産:ベトナム DA NANG州 BaNa

成長形式・増やし方:匍匐型。はいながら成長し、枝わかれする。トリミングして差し戻しても増やせる。縦に延びた場合はトリミングして差し戻すこともできる。

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光量 :中〜強
特記 :弱酸性〜中性、硬水〜、20〜28度、CO2添加

育成ポイント:前景をキレイな絨毯に仕上げるためには、強光量 、CO2添加強、できたら底床は新しいめのソイルが望ましい。注意点は、小型種なため、大型のエビ(ヤマトヌマエビ)との同居はさけるべき。食害にあったり、抜かれたりする。ある程度、密生しはじめれば大丈夫。

 

クラススラはインドやオーストラリアなど、各地のタイプが出回るが、本種はベトナムのDANANG州 BaNaで採集されたプライベート便のもの。入手時はほんの数本で、1cm程度の輪と非常に小型化し、葉は痛んだりコケがつくなどと状態はかなり悪かった。しかし、整った環境下で育成をはじめると持ち前の生命力を発揮し、うつくしく再生してくれた。

※採集者からの情報/「この水草は通常ですと田んぼや川の減りなどに自生しているのですが、今回の産地はバナ山にある湧水に生えていたもので珍しいので採集してきました。ほかにイグサのような草とツユクサが一緒に生育していましたが、生物などはイトトンボのヤゴとサワガニの類のみで魚類は見かけなかったように記憶しています。」とのこと。

 

 

特長

インディアンクラススラによく似ているが、さらにやや小型である。通常は葉幅1〜1.5mm、葉長6〜8mmくらいか。インディアンクラススラとの比較では、葉幅は同じくらいだが葉長が少し短いので葉幅が広くみえる。また、匍匐性は本種の方が強いようだ。

根をおろすと成長は早くなり、空いたスペースを埋め尽くすように匍匐して増えていく。植栽の本数が少なくても、枝別れしながら増えることから、スペースに対して均等な間隔で植えればよい。整った環境であればキレイなライトグリーンの絨毯をつくってくれる。

底床上を埋めつくすと新たなわき芽を上にのばしてボリュームをましていく。この生育特性から、過密後の管理は、差し戻しではなく、トリミンする方法がよいようだ。差し戻しでは、もとのように絨毯になるまでは少し時間がかかるだろう。

 

写真解説:中央の写真は植栽して1カ月くらいで、一番下の写真がその2カ月後。20cmキューブ水槽に植栽していたため、水面にとどきそうな勢いとなった。底床は新しく、トリミングをおこなっていないストレスなしの状態なため、おそらく水中での最大限にまで成長していると思われる。それでもインディアンスラススラの最盛期のサイズより若干小さいようだ。

 

なにより、匍匐しながら底床を埋め尽くすように増殖している時は葉が小さくてとてもかわいらしい。今のところ、クラススラの亜種の中では本種が一番小さくて前景に適している、とわたしは思う。しかし、残念ながら、ショップでの販売は未確認。文/h_ahli

 

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