■Vol.029(2008年3/28更新)

通称:リムノフィラsp.スリランカ(スリランカシソクサ、スリランカ タイプA)
学名:Limnophila sp.(from Sri Lanka)
科名:ゴマノハグサ科
分類:双子葉
原産:スリランカ

成長形式・増やし方:縦のび型。水中や水面 に向かって成長。トリミングして差し戻すことで増やせる。

 

光量 :強
特記 :弱酸性〜中性、軟水〜中硬水、22〜28度、CO2添加

育成ポイント:条件のよい場所を確保してやればこたえてくれる。健康的にしっかりとした株にするには強光量と底床肥料が有効。

 

採集ものの類は、学名+sp.(亜種)+ロカリティ(採集地名)の組み合わせの通称が多く、こうして紹介するときによく困る。もう少し詳細な採集地名であったり採集年数が含まれていると、まだありがたいのだが。そして本種のリムノフィラはロカリティはスリランカと国名ときている。しかもスリランカ産のリムノフィラには本種の広葉と細い羽状の2タイプが主に知られているから、呼び名だけでは判別つかない場合があるのだ。ちなみに販売の分類のために「タイプA(広葉)」「タイプB(羽状葉)」とわけているショップもある。

 

比較的大柄で、水中展開でも茎は太くなり、葉幅1〜1.5cm、葉長3〜4cmくらい。エッジはギザギザ、水中葉でも肉厚ぎみでやや硬い。

生育はおだやかな部類。水面近くなると成長はやや早くなる。トリミングに強く、わき芽もよく出すことから増殖も容易である。 弱酸性、CO2添加、強光の環境ならば育成はとくに難しくはない。条件がよいと葉は広葉になり、光量が弱かったりCO2が少ないと葉が細くなったり頂芽が少しいじけたりする傾向があるようだ。

大きさから後景にしたいところだが、本来の美しさを発揮させるには、やはり条件のよい中景あたりに配置したほうがよいだろう。もちろん、光量を確保できるならば後景も可能だ。傾向として、単独だと7〜8cmの輪とやや大きくなりやすく、密生させると5〜6cmとそれほど大きくならくなるようだ。

雑草的でとくに個性的な容姿ではないが、成長の早いリムノフィラのように茎があまり間延びしないことと、くすみのない鮮やかなライトグリーンが清々しく、大柄で硬めの草体とは裏腹にやわらかな茂みをつくってくれる。 文/h_ahli

 

 

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