■Vol.022(2007年10/26、10/29、2008年3/28更新)

通称:ハイグロフィラsp. ギニア(ギニアンハイグロ)
学名:Hygrophila sp.(from Guinea)
科名:キツネノマゴ科
分類:双子葉
原産:ギニア

成長形式・増やし方:縦のび型。水中や水面 に向かって成長。トリミングして差し戻すことで増やせる。

 

光量 :強
特記 :特記 :酸性〜中性、軟水〜中硬水、22〜28度、CO2添加

育成ポイント:強光下がよく、CO2添加は他の水草と同等くらいでよい。成長はゆるやか。根がしっかりはるため、底床肥料は有効である。1本で見ごたえがあって美しいが、調子がよいと大型化することを踏まえて植栽すべき。とくに気難しい面もなく育成は容易。

 

ワイルドチックな羽状の葉が魅力的な大型のハイグロ。

近年、ギニア便が毎年入荷されるようになった。基本的に採集もののようで、時々、本種も混ざっているようだが、写真は2005年10月に輸入されたものである。ギニア産のハイグロフィラsp.は他にもあることからか、本種は「ギニアンハイグロ」と呼ばれて区別される。他にも「バルサミカ似」とか「ギザ葉」とかでも表現されることもある。

 

特長

ライトグリーンで切れ込みのある葉は大変美しい。葉幅は2cmくらい、葉長は8〜10cmくらいと大きいが、育成環境によってはさらに大型化することもあるようだ。1本に対してだいぶ占領されてしまうのは否めないが、葉幅はそれほどでもないため、それほど陰はつくらない。

成長はゆるやか。とくに植栽当初は遅いが、根をおろすと新しい葉をゆっくり展開していく。強光下を好むことから、成長して水面に近くなるとやや成長スピードは増す。有茎草の水草の中では大型で、茎も根も頑丈で太い。抜くのは困難なほど根をよくはる。植栽後は、なるべく移動しないことを前提に場所をよく検討をした方がよいだろう。こうした根がしっかりはるタイプは底床肥料が大変有効。ソイルとの相性もよいようだ。トリミングにも強く、対生葉のそれぞれのわきから新芽を2つ出しやすい。

 

水上葉の採集ものでも意外に容易に水中化し、適応力も柔軟であることから水草専門ショップ等で増殖されたものが時々出回るようになってきた。ただ貧弱なものもあるので、侮っていると想定外に大型化して手をやくかもしれない。くれぐれも入手時に予期しておこう。

美しい草体からコレクションとして育成を楽しむものよいし、レイアウトには単純にアクセントやセンタープランツとして配置してもよい。しかし、トリミングでよく増えることから、特長をつかんで後景で密生させてもおもしろい。ゆるやかな生育なため手がかからず、特徴的な羽状の葉は明るい原生的な茂みをつくってくれる。文/h_ahli

 

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