■Vol.015(2007年10/19更新)

通称:ガイアナドワーフミリオ(ミリオフィラムsp. ガイアナドワーフ、ミリオフィラム ガイアナドワーフ)
学名:Myriophyllum sp. (from Guyana)
科名:アリノトウグサ科
分類:有茎草
原産:南米 ガイアナ

成長形式・増やし方:縦のび型。水中や水面に向かって成長。トリミングして差し戻すことで増やせる。

 

光量 :強
特記 :特記 :弱酸性〜中性、中硬水、22〜28度、CO2添加-強

育成ポイント:光量はなるべく強い方がよい。状態をみながら、カリウムや鉄分、液体肥料等、状況をみながらバランスよくあたえることが有効。また、真新しいソイルより、2カ月以上たったソイルの方が導入の失敗が少ない。

 

「ドワーフ」とある通り、ミリオフィラムの小型種である。比較的近年、広まりはじめた水草で、初期は珍しい種類であつかわれる少々高価な部類だったのだが、人気が高まる中でだいぶ手頃になってきた。小型水槽ブームも要因だろう。小型ながら葉と葉の節目が短いために密生観を表現でき、葉の形状も個性的なことから小型水槽での水草レイアウトにうってつけだ。

 

特長

ライトグリーンで細く切れ込みのある葉。直径1.5〜2cm程度の輪で、通常のミリオフィラムをそのままミニマムにした容姿はとてもかわいらしい。環境によってサイズはやや変り、水深がある方がより小型化する傾向があるようだ。また、環境や光量、CO2、栄養ぶん等が不足していると悪い意味で小型化する。

成長はややゆるやか。水深が浅いと好条件でもなぜか成長は遅い。対して水深があると水面に向かってのびる活力が働くのか、そこそこ早いスピードで成長する。

 

育成ポイント

本種を育成するにあたり、ポイントが大きく2つある。

まず一つはとても高光量を好むこと。光が弱くなると葉を落とし、頂芽も萎縮ぎみになってしまう。とくに水深のある水槽で茂みをつくると光りの届かない下葉だけがすっかり落ちてしまうのは否めない。先にも述べたが、水深があると成長は早くなるが、先端部分へ活力がそそがれることにより下部が弱ってくることが追い討ちをかけているのかもしれない。こうした傾向がみれれた場合は、トリミングで新芽を促すより、活力のある新葉の部分を差し戻した方が美しい茂みを再生しやす。

 

二つ目のポイントは本種が中硬度を好むことにある。多くの水草が軟水を好むことからすると、少々難儀な気質である。なにしろ真新しいアマゾニアのようなソイルの底床の環境下では、溶けるように枯れてゆくことがあるのだ。ところがセットから2カ月以上たつ、なじんできたソイルだと、導入時の失敗の可能性が低くなることに気がついた。これはとくに硬度が上がったわけではなく、ソイルの軟水効果がやや抜けたくらいがギリギリ許容範囲にあたるのだろう。これは中硬度を好む水草にも大概、あてはまる。例えばパールグラスも同じくで、実正済み。文/h_ahli

 

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