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[自作と工夫]底床ベース2
2011年4月5日更新

本題に入る前に復唱になりますが底床ベースの役割をおさらいします。
底床ベースとはメイン底床となるソイルの下、一番底に敷く底床のことをいいます。これはADAがネイチャーアクアリウムのシステムとして開発した「パワーサンド」という商品をもって浸透しました。素材にはバクテリアが繁殖しやすい多孔質で通水性に優れた軽石に、バクテリアの繁殖を促すための成分や有機物質がブレンドされているようです。さらに栄養素やバクテリア繁殖に最適な成分を強化した「パワーサンド・スペシャル」という製品もあります。「パワーサンド」の役割をまとめると
・水草が根から吸収する栄養素を豊富に含む
・その栄養素の吸収を助けるバクテリアの繁殖の場
・そのバクテリアは魚の排出物やゴミ等の有機物質も分解
・バクテリアや水草の根のために通水性の確保
・ソイルの重圧による硬化の予防 等

そして私なりのアレンジがはじまります。
底床ベースにADAパワーサンドだけを使用すると、立ち上げ時にソイルの成分に加えてパワーサンド有機物質が大量に溶け出します。もちろん初期は余分な栄養を排除するために集中換水で乗り切るのがセオリーですが、それでも茶ゴケ(珪藻)の発生が早く、さらに大量発生の要因となる可能性が高いようでした。そこでパワーサンドの成分を弱めるために園芸用軽石を混ぜることをはじめました。また、軽石にピートモスや肥料を独自に配合してオリジナル底床ベースを使うこともありました。(「底床について」「底床ベース1」参照)

それにしてもリセットの度に底床ベースを交換するのがなんだかもったいない、と思いつづけてました。ソイルは消耗品ですが底床ベースは軽石なんですから問題なく再生できます。ところがソイルの泥が交じるとそのままでは再利できません。そこで考えたのが、一旦乾かして水に入れて洗えば軽石はすぐに浮くのでそれをすくって選別します。これは簡単ですがそれなりの時間も手間はかかり、やってる最中に空しくなってくるんです。なにしろ園芸用の軽石は10リットル500円程度だし、園芸に使ったり自然に返せばゴミになるわけでもありませんし。

そこでもっと底床ベースを長期間使用して取り替え頻度を少なくすることにしました。底床ベースをより厚くし、ソイルが落ち込むのを防ぐためにプラスチックネットを敷くことです。しかし嫌気化のもととなるゴミや汚物や溶けたソイル等の泥は否応無しに底にたまっていくのが摂理。うちの場合では年に1cmは溜る時がありましたから、次のリセット時に上物のソイルだけを交換し、底床ベースを連続使用したとしても2年がせいぜい。そんなことを繰り返しているうちにもっと手軽なさらなる底床ベースの代用はないものかと考えたのでした…

はじめに思いついたのは硬質で粗めのスポンジ状のものをイメージ。使用後はジャバジャバ洗って何度でも再生可能なもの。探してみたら意外に最適そうな製品があるものです。しかし想像するとスポンジ状のろ過材と同じで目詰まりしやすいような気がします。とりあえずペンディング。そんなある日、時間を算出してホームセンターへ。

目をつけたのがありふれたジョイント式人工芝。30cm四方で100円以下とリーズナブル、連結自在、カットも容易。なにより、側面上下の通水性は問題なさそう。正にこれかも。実は新たな底床ベースの代用として重視していた機能、それは「長期にわたる通水性の確保」。いや、重視ではなくこれオンリーなのです!無謀にも底床ベース内の栄養素確保どころかバクテリアの繁殖の場という役割自体も無視することにしていました。

その結論に至ったあくまでも完全に私の勝手な思い込みな理屈です。
レイアウト重視の起伏の富む底床の場合、従来のような底床ベースの役割は通用しないと考えました。とくに数十cmもの盛土をするならなおさらです。底床ベースの一部役割はソイルが負うことになります。懸念されることはソイルの目詰まりや重圧による硬化。最悪、嫌気化につながります。それを回避するには盛土部分のソイル内をいかに好気化に維持するか。つまりソイル内の通水性維持がカギなわけで、それを促すためには底床ベースの「長期にわたる通水性の確保」が重要だと結論をだしたのでした。

側面は粗め。通水空間を十分に確保できています。先端が曲がっているため上面は目が詰まっていますがソイルの粒が落ち込まないように念のためプラスチックネットを敷きました。左右に盛土するため左右の人工芝は2段重ねです。

 

もちろん、「バクター100」「クリアスーパー」「ペナックW」はかかせません。長年続けているおまじないですからね。ただしもう計ることはしなくなりました、量は適当です^^;

なんどか浮気をしながらアマゾニア信者にもどってましたが、どうもコストがかかりすぎます。かねてからよい噂を聞いていた安価な「プラチナソイル」。昨年からこっそりとテスト使用してましたが悪くないと判断したので今年から本格的にすべての水槽に導入しました。

120cm水槽は立ち上げから1週間。後景の盛土は一番高い右側で30cmくらいあります。下段の45cmキューブ水槽でも人工芝の底床ベースを使用(30cm四方を中央に2枚重ねで使用)。セッティングから1カ月ちょっとですがコケも出なくなり順調です。

では、いずれまたこのページは更新しますので。

あっ、一応、おことわりを。上記は私が行っていることを紹介しているだけで、決してみなさんにすすめているものではありません(まぁ止めもしませんが)。真似されてなにか問題あっても私は一切責任負えません。あしからず。

…結果もわからないのに公開はやすぎたかな?真似されたらどうしよう^^;

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