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[自作と工夫]底床ベース1
2010年1月25日最終更新

まず、基本的に底床のメインは、土壌由来のソイルを使用することが前提とさせていただきます。

GRASSY AQUAでいう「底床ベース」とは、ADAの「パワーサンド」の役割のものをいいます。本来、パワーサンドとはADAの解説をお借りしますと「水草が根から吸収する有機栄養素を豊富に含み、その栄養素の吸収を助ける微生物が発生しやすい環境をつくります。ベースとなる多孔質の軽石が底床内の通水性を保持し硬化を軽減します。また、水草の根に緩効的に効く栄養素が含まれているため長期間に渡って水草への栄養素供給を行います。」とされており、この解説にまったく異議なく感服します。

ただパワーサンドはどうしても有機栄養素を多く含み、あわせてメイン底床に有機成分を多く含むアマゾニアを使用する場合はとくに、立ち上げ初期にうかつにしているとコケが発生しやすいリスクが高くなるのは否めません。最近の他メーカーのソイルには吸着力や様々な効能をもつ製品がたくさんありますので、それらを併用することでリスクはかなり軽減するとは思います。ちなみに私も他メーカーの使用経験はありますが、けっきょくは現在はアマゾニアしか使用しないようになりました(理由はここでは割愛します)。

 

■そこで…

基本はパワーサンドの役割と同様ですが、GRASSY AQUAでは栄養富化の原因となる有機栄養素を軽減させる改良を施します。そのためあえて「底床ベース」と呼び名を変えています。GRASSY AQUAの底床ベースは大きく2つの方法をとっています。といっても大袈裟なことではありません。要は、

◎パワーサンドの代用品を使用する

または、

◎パワーサンドに代用品を混合することで有機栄養素を“薄める”。

のいずれかとなります。

どちらの場合でも底床ベースをセット時には、立ち上げをスムーズにするために、ADAバクター100、クリアスーパー、トルマリンBC、ペナックW等を添加します。

 

■代用品とは

もっとも身近なものは園芸用の軽石です。基本的に成分未調整な製品が前提です。例に、下の2つの製品は使用経験上、問題ありませんでした。

 

また、フィルターの古いろ過材をリサイクルで使用することもあります。ろ過材の寿命は製品にもよりますが、例えばエーハイムのサブストラットは徐々に劣化して上面が砂化して溶けてきますし、ADAバイオリオはとくに鉄分添加を過剰に続けていると吸着して錆びたように赤くなって多気孔が目詰まりしたり、です。しかし、もともとろ過バクテリアが付着したものですので、底床ベースへの再利用にはうってつけなのです。

 

■園芸用の軽石だけで底床ベースを作る場合

これは2002年4月に立ち上げた60cmレギュラー水槽の底床ベースの方法からです(「Concept/Size60(2002年4月)参照)。
底床ベースのメインは「パミス」を使用しました。ADAパワーサンドとほぼ同じサイズで、S・M・Lとあるので、パワーサンドのように水槽サイズにあわせてパミスのサイズを選びます。同じく量 もです。パミスだけだとバクテリアの食料になる有機物が含まれないため、多少、有機物を混合します。細かく砕いた腐葉土みたいなものがよいかと思いますが成分が不明だし、含まれる得体の知れない微生物の混入もさけたいためここではピートモスを使用しました。もちろん成分未調整のもの。

(1)60cm水槽なのでパミスはSサイズを選びます。量 は3リットル(1袋半)にしました。よく水洗いをしましょう。洗わないとセット後に水が白く濁ってしまいます。

(2)一握り程度のピートモスを水で洗ってよくしぼります。セット初期はピートモスの色抜けで水が多少薄茶色になりますが水換えを繰り返すことで数週間で出なくなります。

(3)あとはパミスとしぼったピートモスをよくまぜて、底床に敷きます。この時、 底床活性剤のバクター100やクリアスーパー、ペナックWアクアリウム用等を添加します。テトライニシャルスティックのような固形肥料も加えてもよいですが、肥料は後からでも追加できるのでセット初期は藻対策の意味でもなるべく添加しなくてよいと思います。ADAアマゾニアのような自然土壌に近いソイルを使用する時は特にです。

セッティング後の管理は、通常の水草レイアウトのマニュアル通りにします。いくら底床ベースの肥料養分が少ないとは言え、初期の集中換水を怠るとコケが発生してしまいます。きちんとした管理で、スムーズに立ち上がる率が高くなることはどんな条件でも同じです。

追記/底床ベースにまぜるピートモスの変わりに「ジフィー・ピートバン」をふやかしたものでもよいかもしれません。微量に発芽と成長を促す養分が含まれているからです。(「Report/ジフィー ピートパン」参照)

 

↑底床ベースの敷き方や組み合わせ、2005年秋セッティングのバージョン。一番下から『パミスM(4リットル)→パワーサンドM(2リットル)→パミスS(2リットル)→パワーサンドS(2リットル)→底床活性剤類』という具合に大粒から小粒へ地層のようなグラデーションにしました。この順番にした理由は、この上に敷くメイン底床のソイルがベースの隙間に落ちないようにするためにやってみました。

↑底床ベースの敷き方や組み合わせ、2008年1月セッティングのバージョン。うちでは、水道水の水質が弱アルカリ性なため、どうしても1年ごとにリセットすることになります。しかし、底床のセッティングは大変面倒。そこで、底床ベースとソイルの間に園芸用の大きな鉢底ネットを敷くことで、ソイルの粒が底床ベースになるべく落ちないようにしました。これにより、次回はソイル部分の交換だけですませるリメイクになります。底床ベース部分にはゴミや溶けたソイルが蓄積するため、このネットを挟み込む仕様でも状態よく維持するには2年が限界だと思っています。

■園芸用軽石についての追記(2009年9/30)

近頃、私がよくパミスを入手していた園芸店が取扱わなくなり、変わりに手に入れてたのがこれ。無菌・無肥料、見た目はただ軽石を砕いただけみたいでパミスと変りません。サイズもS・M・Lあり。内容量が記載していないのですが、ソイルの9リットル袋と同じくらいでそれより膨れているので、おそらく10リットルは入っていそうです。価格も500円ちょい、お得です。

 

 

■小型水槽の底床ベースに関する追記(2009年9/30)

30cm以下の小型水槽の場合、水深がないため底床ベースは必要ないとされていますが、長期にわたると硬化や目詰まりからなる嫌気化するのも否めません。やはり一番下に通水性があるのとないのとは違うのではないかと。しかし、小型水槽は底床が薄いため、軽石ベースだとちょっとした水草の差し戻しですぐに底床ベースが破壊します。そこで私は園芸用の鉢底ネットを代用することにしました。

まず、一番下にバクター100やトルマリンBCなどの底床添加剤をまき、その上にきれいに納まるようにカットした鉢底ネットを2段重ねて、ソイルを入れました。鉢底ネットはあまり段数を重ねると目がつぶれてしまうようなので私はあえて2段にとどめました。

 

※上記を実行する時は、あくまでも各個人の責任で行ってくださいませ。

 

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