GRASSY AQUA
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[技能]水草水槽の管理スケジュール
(2007年9月21日、2008年8月22日更新)

■はじめに

下記は、これまで私が知り得た情報をもとに自己流に実践し、マニュアル化したものです。もし、参考にされる場合は、個人の責任でお願いします。出だしから、こんな言い訳からですが、どうぞご了承ください。

 

■立ち上げ直後からの管理

底床を敷いて、レイアウト素材を配置し、水草の植栽をし、水を入れ、機器の電源をスイッチオン!さぁ、水草レイアウト水槽を維持するうえで、最も肝心な「初期の管理」のはじまりです。初期管理を乗り越えてスムーズに立ち上げれば後の管理は楽ちん。「といかく水換え、がんばるぞっ!」が基本です。

※下記のスケジュールは、うちの90cm水槽の場合をもとにしています。※管理パターンは実際、「ろ過材が新品な場合」と「ろ過材を流用する場合」が考えられますが『ろ過材が新品な場合』をベースにしました。

実行期間
管理内容

水槽セッティング or リセット

作業は大体1〜2日がかり。底床素材は箱買いし、倉庫から宝箱(流木や石)や隔離用の水槽、バケツやホース等、リビングはゴッチャゴチャ。リセットだと、ドブのような異臭もたちこめる…

[リセットの場合]

■フィルター/ろ過材を流用する場合、必ずはじめにろ過層内の水を抜く。付着しているろ過バクテリアの窒息死を防ぐためだ。また、そのろ過材も水槽内の水で軽くすすぎ、インペラー等の細部も清掃。最初の段階でこれをやっていると、後々の作業がスムーズ。

■もとからいた魚やエビや水草は臨時に水槽を準備して隔離する。一時的とはいえ、2〜3週間はその状況なので、ろ過や照明はきちんと整えるにこしたことはない。※魚やエビは、いずれメイン水槽に戻すことになるが、水質がかなり変ってしまっているので、その時は水合わせを慎重に。

他、底床を交換、素材&水草レイアウト、照明の球を交換 など

※すぐに水草を植えると水草が抜けたりすることがある。ソイルは水を十分含むと重くなるので、一度水をためて翌日水草を植えたりもする。植栽時は水を2/3くらい抜いた方が作業がしやすい。

※参考「ADAアクアソイル-アマゾニアの初期管理について

立ち上げ〜1週間

■毎日1/2〜1/3水換え。(当然、塩素中和剤を使用)

■ADAグリーンバクター/水換えの度に数滴(多すぎても問題ない)。※ろ過材を新規セットした場合のみ添加している。

■他の添加剤は一切使用しない。

[水槽の状態]底床ベースやソイルにより水槽の水は白色化しているのは、ろ過バクテリアが十分に立ち上がって(活性化して)いないから。クリアダッシュのようなコンディショナーはなるべく使わない方がよい。初期に完全に制御するのは無理だし、その場しのぎでしかない。

※エビや魚は絶対入れない。

〜3週間まで

■毎日〜2日に1回、1/2〜1/3水換え。

■ADAグリーンバクター/水換えの度に数滴(多すぎても問題ない)。※この時期は、ろ過材を新規セットした場合のみ添加している。

■他の添加剤はまだ使用しない。

[水槽の状態]相変わらず水槽の水は薄ら白色。はやい水草は、そろそろ根をはり、新葉を展開しはじめるころ。そしてこの時期、ほぼ間違いなく恒例の水質悪化の大イベントが起きる。―まず、アンモニア(NH4)が発生。そして毒性の強い亜硝酸(NO2)に変化する。水換えをさぼるとエビが死ぬくらいだ。やがて最終段階の硝酸(NO3)になる。硝酸はコケの原因になりやすいので、とにかく水換えはさぼらないのが賢明。この一連は立ち上げからだいたい3週間以内くらいでおさまるだろう(ハズだ)。コケの状況によって仕方なくエビを導入した時は、水換えは毎日。※ビギナーなら、こまめに水質検査をしてこの時期の変化のタイミングを習得しよう。

※まだ魚は入れない。

〜4週間まで

■3〜4日に1回、1/2水換え。

■ADAグリーンバクター/水槽の立ち上がりの状況をみて、良好ならば添加をやめる。

■他の添加剤はまだ使用しない。

2〜3週間過ぎたらヤマトヌマエビを最初にパイロットとして5匹入れてみる。無事ならば合計20〜30匹くらいまで導入。やわらかい葉の水草は食害にあいやすいので、小型のミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプを多めに入れて代用することもある。※ちなみに、ヤマトヌマエビはコケの駆除から予防まで役にたつが、小型のエビはコケの駆除にはあまり役にたたなく、コケ発生の予防程度と考えた方がよい。また、オトシンクルス等も予防程度だ。

[水槽の状態]だいぶ水が透明になっているころ。ここまで水草や水槽のガラス面 にコケや藻があまり見当たらなければ後は安心。少々のコケならエビの投入で解決する。基本的には水換えさえさぼらなければ、コケや藻は大繁殖することはない。

※ろ過材を流用した場合なら、立ち上げから3週間で魚を入れることもある。

1ヵ月後以降〜

■以降、1週間に1回、1/3〜1/2水換え。

■添加剤/カリウム溶液の添加をはじめる。1日おきに1ml。もしくは水換え時に3〜5ml。カリウムは水草の根や葉からの他の養分の吸収を促し、とくに沢山の水草を植えるレイアウトには有効。ただし、コケや藻にも効いてしまうので(植物と同様、光合成をするから)、控えめに添加をはじめ、コケが発生したらすぐに添加をやめて様子をみる。カリウム以外の添加剤はまだ使用しない。

■底床肥料/基本的に立ち上げ時に私は底床に肥料を入れないことにしている。アマゾニアのソイルや底床のパワーサンドには栄養分が含まれているからだ。

■新規セットならば、ようやく熱帯魚を入れる

[水槽の状態]1ヵ月後には、水はほとんど透明になっているはず。水の透明度が立ち上がりの状況の目印になる。見た目重視であまりコンディショナーを使って無理に水を透明にしないほうがよい。現状把握できずトラブルに苛まれる可能性があるからだ。

※レイアウト素材に新しい流木を使った場合、白色化は改善されてもアク(フミン酸やタンニンなど)による薄茶色は、まだ改善できないことがある。流木の種類にもよるが、アクが抜けきれるまで3ヵ月前後はかかるだろう。私はとくに対処せずに自然に抜けるのをまつ。

5ヵ月前後

■1週間に1回、1/3〜1/2水換え。

■添加剤/カリウム溶液を1日おきに1ml。もしくは水換え時に3〜5ml。また、そろそろソイルの栄養分が抜けてしまいつつあるので、鉄分やブライティシリーズ等の添加剤を状況をみながら使用する。底床にはイニシャルスティックやアイアンボトムを埋め込む。

ろ過槽のメンテナンス/水槽は絶好調なはず。しかし、この時期前後によく、水槽のガラス面になんとなくコケの付着が気になりはじめることがある。ろ過槽が目詰まりしてきた合図だ。水槽内の水をバケツに入れて、ろ過材をすすぐ。基本的には、かるくすすぐ程度にとどめる。洗い過ぎは、逆にろ過機能を低下させてしまうので注意。

■水質について/この時期くらいからソイルの弱酸性効果がうすれてくるので、ろ過槽のメンテナンス時に粒状ピートを設置する。1〜2カ月ごとに交換。また、ピートの効き目がなくなるころは液体pH降下剤も補助として使うことがある。

9ヵ月前後

■1週間に1回、1/3〜1/2水換え。

■添加剤/カリウム溶液を1日おきに1ml。もしくは水換え時に3〜5ml。また、鉄分やブライティシリーズ等の添加剤を状況をみながら使用する。底床にはイニシャルスティックやアイアンボトムを埋め込む。

■ろ過槽のメンテナンス/そろそろまた水槽のガラス面にコケがつきだすころ。ろ過材が目詰まりしてきた合図。水槽内の水をバケツに入れて、ろ過材をすすぐ。基本的には、最末端にあたる綿ろ過材はよく洗うが、他のメインろ過材は、かるくすすぐ程度にとどめる。洗い過ぎは、ろ過機能を低下させる要因となるので注意。

■水質について/ろ過槽の粒状ピートは1〜2カ月ごとに交換。また、ピートの効き目がなくなるころは液体pH降下剤も補助として使うことがある。

12ヵ月目前後 1年前後、水槽をすべてリセットするか、底床ベースや底床を一部を残してリメイク。最初に戻る。

以上です。だいたいこんなものです。大変なのは立ち上げから1カ月間だけで、あとは状況により2〜3回ろ過槽をメンテナンス。5カ月以降はpHに気をつけることくらいでしょう。とくに注意する箇所だけ太字にしています。

ただし、同じシステムでもレイアウトによって水流が変ったり、よどみができたりすることで、水槽環境もその度に違います。上記は基本であり、その都度、臨機応変に。

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