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 育成脱落編
[水草検証]育成脱落編
(2009年6月11日更新)

これまで数々の水草を育成してきましたが、単純に私の好みで「アリ」か「ナシ」で随分と脱落していったものがあります。すっかり記憶から消え去ったものもありますが、このところは一応、記録をとっていたものもあります。せっかくなので、「ナシ」でお蔵入りしていく水草をこのページで紹介してみることにしました。※このページは新しい順に追加更新します。※『Plant & Fish(種別図鑑)』より削除してこのページに移した種もあります。

 

■ボルビティスsp. フィリピン(2009年1月〜6月)

マザー本体の高さは18cmくらい。もともとはマニア向け園芸種ですが、水中化するということで興味本意で入手。それからずっと水中維持してました。といっても正直いうとほったらかし(汗)。入手時は水上葉で、水中に入れて間もなく葉のそれぞれの凸部分にたくさん芽がつきました。写真はその後、残ったものが大きくなったことろ。子株も根茎をのばして成長していますが、少なめのCO2添加だったので葉が小さいと思われます。よい環境ならもう少し大きく、ちゃんとした形状になったでしょう。とても面白い種類なのですが、コレクターでない私には向かないようなので、通販企画で手放しました。

 

■トニナsp.サンガブリエル(2008年8月〜2009年2月)

大きくなっても3cm程度の輪と小型で低く育ち、底床を這うように増えていく珍しいトニナです。前景で変ったアクセントにならないかと考えて導入。トニナの中でもかなり難しい部類だと聞いていましたが、新しいアマゾニアの底床だと根をよくはって成長をはじめ、うまくいく気がしていました。しかし時間が経過するにしたがい成長が遅く、なかなか思うように増えてくれません。油断すると同じ前景に植えていたクラススラsp.にすぐに飲み込まれてしまうので、まわりを刈ったり、固形肥料を埋めたりと根気強く面倒をみました。半年後、けっきょくクラススラsp.に飲み込まれて消滅…。

 

■ミクロソリウムsp. スペシャル(2008年3月〜10月)

左は届いた直後に記録したもので、水上葉。あまりの大きさに驚いた(トレイが21cm×28cm)。下の写真が葉の裏のソーラス。実は別商品と間違って届いたもので、せっかくなのでいただいた。葉をすべて切り落として石に巻いて沈めて放置していた。
右は半年ほどたった水中葉。太い根茎は水上の時のもので、その先に水中で展開した細い根茎になっている。明るい場所に配置していた時は、赤い新芽がよくでていた。とくに意図して育成していなかったので、後に通販企画で手放しました。

 

■ハイドロコタイルsp.マイクロミニ(2008年3月〜)

葉の直径が5〜7mmのとても小さなチドメグサ。おそらく日本産だと思う。CO2添加を多めに強光下なら難無く育成できます。ただ成長がけっこう遅いので、ぼんやりしていると他の水草に飲み込まれて絶えてしまいやすい感じ。いまのところなんとかまだ少し維持していますが、ぼんやりして絶えさせかねない。 種としては面白いけど、あまりレイアウト向きだと判断していないので、今後たぶん、ぼんやりしてしまうかも。 そういえば写真も記録していなかった(汗)

 

■ボルビティスsp. ベビーリーフ(2007年6月〜2009年1月)

写真はプライベート便とうたわれてた2007年6月の初期入荷時に入手し、水中化させたもの。販売されるものは通常、キレイな羽状に展開した水上葉の状態。入手からそのまま沈めればもとの葉のまま長く楽しめるが、いずれ水上葉は枯れる。実際の水中展開は非常に遅く、葉はかなり萎縮してしまい、現状では大きい葉でせいぜい葉長3cm程度。写真にまでなるのに5カ月をついやした。株ではなく、根茎でツル状に清澄するので、たしかにボルビティス風である。スペック欄には記載しなかったが入手時点の情報は、学名/Bolbitis sp.、科名/ツルキジノオ科、原産は南米であったが疑わしい。

着生について。ためしに、はじめは流木に固定させてみた。ようやく出た細い根は流木などの隙間に入り込んだことによる程度に感じ。着生力は弱い。むしろ写真のように底床に植えた方がよさそうだ。それと本種の最大の特長としてうたわれてた、通称の由来について。古い葉の先端から子株が発生することと、シダの中でも小型なことをかけてベビーリーフと国内業者がつけたようだ。販売される葉には子株をたくさんつけたものもある。しかし水中では葉に子株をつけることはないようだ。

追記/実は本種の初期入荷時に、シダに詳しい方に相談したところ、本種の推測する種類をご教授いただき、入手をすすめられなかった(内容は公表不可なためご容赦を)。しかし、あまりにもうたい文句が素敵(笑)。それに実物を確かめたくて、あきらめきれなかった私は初期に少量出回ったものの在庫を探してなんとか入手。結果はご覧の通り…。私の入手時は高価だったこともあり、本当はこの失敗はお蔵入りの予定にしていた。ところが後になってもまだまだ販売され続けているのみて、ひとつ、恥じを公開すことにしたのだ(笑)。

追記2(2009年2月)/読者から情報をいただいた。本種は台湾業者が取り扱っているらしい。また、珍しくタグ付きということで拝見させていただいた。記載内容は「Bolbitis difformis / syn. Edanuoa difformis Native to the Philippines」とある。これによるとフィリピン原産の「Edanyoa difformis」種ということだろう。これをもとに海外サイトを調べてみたが、意外にまともな情報がない。一応、相当する種が存在することは確認できたが。ただ「Edanyoa difformis」というのが学名かは判断できなかった。

まったく個人的なまとめ:本種は基本的に水上の多湿環境が適正な種だと考えている。水中では、羽状に展開する既存の水上葉がある程度は長もちするが、やがては枯れてしまう。その間の水中生育は非常に遅く、ようやく出た新芽が展開しても萎縮してしまう。この状態では水中化したというよりも世代を残すために死ぬ物狂いで生存しているふうであり、そこまでして本種を水中で生かす価値はない思った。これまでけっこう多く出回ったので、この状態を把握されたユーザーもショップも多いはずだが、未だに水草として市販されるのが不思議でならない。水上育成目的の需要もあるだろうが、水上葉が水中に沈められて販売されているのにはいささか疑問を感じる…。

 

■ハイホラゴケ 台湾産(2007年3月〜10月)

コケシノブ科はシダ植物門に属し、世界で600種が知られ、日本では30種ほど自生する。そのうち、ハイホラゴケは見た目も小型のシダそのもの。これは台湾産で葉は4〜5cm程度と比較的小さく、ボルビティスの水中葉に似た半透明のグリーンで平べったい。黒色の根茎は細かい根を生やし、匍匐しながら繁殖する。自然下では、林下の湿った岩場や渓流の水辺などの湿地に生える。テラリウムではよく採集ものが用いられている。種類によってはCO2を添加することで水槽内で育成できるらしい。

入手したものは全体的にソーラス(胞子嚢群)があまりついていませんでした。ミクロソリウムもそうですが、水中育成するとソーラスができにくいことから、半水中生育ものじゃないかと期待してます。っていうか、なににしろ、水中育成を目的で入手したのですが。上の写真は両手いっぱいくらいのシート状。たくさんあるので、いろいろ試してみることにしました。部分的なかたまりをそのまま石に固定したものや、葉が1〜2枚づつばらしたものを石や流木に固定したり。葉がなくて地下茎だけであまったものも一応、沈めてみています。さて、そもそも水中で成長してくれるのでしょうか、楽しみです。

追記/半年間、がんばって水中育成を試しましたが、成長はするものの萎縮したごく小さい葉にしかなりませんでした。水草レイアウトでの実用性が低いことから、本種の維持は終了です。

 

■ソテツホラゴケ 沖縄産(2007年3月〜10月)

ハイホラゴケ同様、コケシノブ科の一種。自生場所も同じように、林下の湿った岩場や渓流の水辺などの湿地に生える。葉はかたく、大きさは10cm前後とボルビティスsp.ギニアの水中葉くらいで色も半透明のグリーン。このソテツホラゴケ、水中育成できると聞いたことがないが、ものは試しで入手。届いたものは葉が2枚、新芽もついている。新芽がはたして水中で展開するかだ。かたい根は、通常の植物のように生えていて、どうも地下茎で増えるような感じでもなさそうだし、どうなのだろう。

追記/半年間、がんばって水中育成を試しましたが、生きているだけで成長はしませんでした。私の場合は水中化することが大前提。よって本種の維持は終了です。

 

■シャジクモ(2004年2月〜)

学名:Chara braunii Gmelin
科名:シャジクモ科、車軸藻類
分類:車軸藻類
原産:日本、世界各地

非常に奇妙な水草。見かけは、つくしのスギナのよう。湖、池、小川、水田などの浅い場所で見られたようだが、現在は環境の悪化のために絶滅危惧種になっているらしい。節につく黄色い粒は生殖器。栄養生殖もおこなう。

追記/たまたまなにかのおまけでいただいたと思うが、まったく興味なしだったので外のビオトープに入れたら、いまだに生息中。凄まじい繁殖力で、ほっておけば埋め尽くすほどにまで増えるので、時々ばっさり刈ってしまう。とても絶滅危惧種とは思えないが、ビオが環境がよい証しでもあるのだろうか。

 

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