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 育成脱落編
[水草検証]ウォーターフェザーとFissidens fontanus(2)
(2008年6月13日更新)

■ Fissidens fontanus 活着1カ月後(2008年4月6日)

バラのアメリカ産ウォーターフェザーと呼ばれるFissidens fontanusを入手し、流木に釣り糸で巻きつけてから1カ月たち、どうみても着生しているように思えたので、糸を取り除くことにしました。

みごとにしっかりとすべて着生していました。想像以上に強く着生し、試しに1枚を無理に剥がそうとすると途中からプツンときれるほど。いやはや、これはおもしろいモスと出会ってしまいました。今後は、これをフワフワした密生になるのを楽しみに成長を見守っていきます。

 

■「ウォーターフェザー」の生育実験開始(2008年4月6日)

ウォーターフェザーとFissidens fontanus(1)』の最後にある通り、私の憶測では日本で出回っている「ウォーターフェザー」はアメリカ産ウォーターフェザー「Fissidens fontanus」との同定は難しいと思っています。しかし、とにかく同じ条件で生育特長に関して確かめてみることが一番だということで、2つの方法をとります。

1. 「ウォーターフェザー」を数本トリミングして、直接底床に植えます。

2. 「ウォーターフェザー」トリミングして1cm程度にカットしたものを、小さい流木に1枚づつ丁寧に張りつけてから釣り糸で巻いて固定させます。

この方法によって、1カ月後の生育結果で確実に明らかになることに期待します

■さて、1カ月後の5月です(2008年5月11日)

ウォーターフェザーの結果の前にまず、Fissidens fontanusのさらにその後の写真から。活着させて2カ月たったことになります。

気持ちよくモコモコしてきました。成長はけっこう早い部類ですな。現状、だいたい長さが1cmくらいと短い長さで生え揃っています。さらに密生してくると思いますが、今後の注目はこのまま短いままなのか、長くなったり枝別れするのかというところです。

 

■では、いよいよ「ウォーターフェザー」の2つの生育実験の結果報告(2008年5月11日)

左の写真は、釣り糸で巻き付けてから1カ月たった状態です。1cmくらいにカットしてぺったり張りつけていましたが、それぞれのわきから新芽が吹いて立体的に成長してきています。では巻きつけてあった糸を取り除きます。

 

すべて取り除きました。もったいぶりません、脚色なしです、ハッキリ率直に言います。結果は…

すべて完全に着生していました!

なんてことでしょう、驚きました、ビックリです、想定外です!

下の写真は、トリミングして直接底床に植えていたものを抜いてみたものです。わかりにくいかもしれませんが、細い仮根がたくさん生えてソイルに着生していました。流木に着生していたくらいですから当然の結果ですね。

 

なんだか、また面倒になってきた…いやいや、おもしろくなってきました(汗)。なにしろ、ここまで完全に着生しているとは思ってもみなかったというのが、本音。予測では、半分くらいはパラパラと剥げて残りはかろうじて着生している程度だろう、とふんでいましたから。

とくかくです。くどいですが、Fissidens fontanusは入手経路がはっきりしていて確実に北アメリカ原産のものです。しかし、突然、流通しはじめて流通関係者が扱いやすいように命名したウォーターフェザーなるものは、容姿はそっくりですがはっきりしたことはなにも公開されていませんでした。Fissidens fontanusと同定するような情報もみかけますが根拠がみあたりません。実際に私が育成し比べた現状での違いからは、やっぱり同じものとは思えないのです。今回の実験でどちらも容易に着生することがわかりました。ただ、Fissidens fontanusは短く生育することに対し、ウォーターフェザーは長く成長しています。私が維持している元株は5〜6cmもの長さで生え揃っていますので。

とくに本種のようなコケ類は見た目で判断しにくい亜種が大変多く、そのものに採取した自生地の情報が付属していないと、容姿等の憶測だけでは同定が難しいようです。正直、今回の実験で解決すると短絡的に思っていましたが、これは長期戦になりそうです。双方の生育を見守りながら情報収集をして比べなければなりませんね。…がんばります。

 

■「ウォーターフェザー」生育実験の途中経過・2カ月後(2008年6月8日)

取りあえず途中経過で、ウォーターフェザーを流木片に活着させて2カ月後です。Fissidens fontanusと同じように今のところ短くフサフサしてきました。ハッキリ言って、Fissidens fontanusとまったく区別がつかない状態です。どこにも相違点がみつかりません。またしばらくしてから更新します。

 

■「ウォーターフェザー」生育実験の途中経過・4カ月後(2008年9月4日)

4カ月たちました。この着生させてウォーターフェザーは約2cmくらいにまで成長し、現在はほとんど長くなろうとはしません。ただ、マザーの方は相変わらず5〜6cmくらいを保っているところをみると、もう少し長く成長する可能性あり。最初に着生させたFissidens fontanusの方も同じく約2cmくらいで長くなっていません。

この類に対して、いつの間にか10カ月、育成・実験・観察を続けてきました。出所が不明なウォーターフェザーとルートがはっきりしているアメリカ産ウォーターフェザーなるFissidens fontanusは、当然、まぜるな・危険が絶対条件だと考えます。しかし実際の容姿や特長については区別がつかないことはわかりました。この辺でひとまず、レポート終了とさせていただこうと思います。しかし、まあ、最近、オークション等ではやっぱり双方が混合されてきている傾向がみられ、残念な限りです。

 

■追記/最終結論

あくまでも個人的な結論ですが同種だと考えます。経緯を簡略すると、

アメリカ

個人輸入

アメリカでの通称より: Fissidens fontanus

アメリカ

シンガポール、台湾等の業者
(現在は日本からのものを増殖しての逆輸入もあり)

日本での通称より:ウォーターフェザー

一部情報ではそれぞれ着生力の違いがあるようにいわれていますが、私の育成比較ではどちらも同じように着生力が強いです。あと長さはどこまでのびるかは確証ありませんが、私はどちらも7cmくらいにまでのびることを確認してます。

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